超音波センサーは、衝突事故を未然に防ぐ「転ばぬ先の杖」です。
自動車業界では、自動ブレーキが装備された車種も増え、衝突を検知した場合には自動でブレーキが作動します。
この自動ブレーキに超音波センサーが活用されているのです。
(スバル車が優秀なようで、元航空機メーカーであったのが関係しているのか??と思わないでもないです…)
ドローン業界においても、多いのが衝突による事故・墜落です。
少しドローンやラジコンを触ったことがある方なら、以下のような経験をされている方が多くいらっしゃると思います…
「室内で小型のおもちゃドローンやヘリを飛ばしていて、壁や障害物に当たって墜落した」
これも立派な事故ですし、墜落です。
屋内で小型のおもちゃドローンを飛ばしているぐらいなら、大した事故にはならないでしょうが…
商業用途で使用されている大型ドローンが墜落すれば、器物の破損や人間の生死にもかかわります。そのような、衝突による事故を未然に防ぐのが「超音波センサー」です。
超音波センサーとは
超音波センサーというのは、理論的にはそんなに難しいものではありません。
超音波センサーは「超音波を発信する」と「超音波を受信する」と「距離を計算する」という3つの機能が兼ね備わっています。
超音波センサーの一連の流れは
①超音波を発信する→②壁などに超音波が衝突してはね返った超音波を受信→③距離を計算する
というシステムです。
例えばイベント上空飛行(ドローン飛行許可・承認が必要)の際には、超音波センサーは非常に有効で、衝突事故を回避することができます。