ドローン許可・承認申請には飛行経験が10時間以上必要、という事はご存知でしょうか?
ドローンの飛行を規制し、一定の許可制度の下に置いたのは、第一に安全性を担保するためです。
いくらドローンの高性能化といっても…まったくの初心者がドローンを飛ばしている所には皆さんも近づきたくないですよね?
例えば、自動車の運転免許は試験に合格した者にだけ免許を与えて、「公道走行の許可を与えている」という事です。
ドローンの操縦者自体に免許制度は現状ありませんから、最低限の安全飛行の担保・操縦者の操縦技術の担保として「10時間以上」の飛行経験を求めているのです。
実際のドローン飛行許可・承認申請の際には、申請に至るまでの飛行経験を国土交通省や空港事務所に提出する必要があります。
これから、ドローン許可や承認申請を行おうと考えている方は、飛行記録はキチンと記録しておくようにしましょう。
2台、3台分の飛行経験を合算できますか?
この飛行経歴10時間以上というのは、何も特定の機体(申請に使用する機体)だけで10時間の飛行時間がなければならない訳ではありません。
PHANTOM2で4時間+PHANTOM3で4時間+Inspire1で3時間=11時間
このように、複数の機体の飛行経験を組み合わせて、「10時間以上の飛行経験」があればドローン許可・承認申請は可能です。